・B型ウィルス性肝炎
男女での症状の違いはなく、体がだるくなる、食欲がなくなる、尿の色が濃くなる、その他、発熱、黄疸(体や白目が黄ばむ)などの症状が現れます。
安静にすることで症状が出てから2〜3ヵ月で自然に完治に向かいます。しかし、稀に劇症化(肝臓の炎症が強くなり、多くの肝細胞が機能しなくなる)することもあり、肝臓移植をしない場合、60〜70%の確率で死亡に至ることがあります。
・C型ウィルス性肝炎
症状は軽いことがほとんどですが、発熱、体がだるくなる、食欲がなくなる、吐き気の症状が現れます。また感染者の約70%は慢性C型肝炎となり、肝硬変から肝臓がんに進行していく可能性が高くなるので、注意する必要があります。